1. 無料アクセス解析
気が向いた時にしか書けない(描けない)小説やらマンガの進行状況がわかるよ!

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

東方異聞奇譚 閑話:松太郎、古いアルバムに思い出一杯!
「松にいちゃーん」

 庭でぼんやりくつろいでいると、真っ赤なおべべを着た余四郎が、駆け寄ってきた。
 丈夫に育つようにと、女の子の格好をさせられていた余四郎は、そこらにいる女の子よりも可愛かった。
 くりくりとした大きな黒い瞳で見つめられると、自然と顔が緩む。
 弟は余四郎の他に二人いるが、十二離れた末の弟を松太郎は目に入れても痛くないくらいかわいがった。

「松にいちゃん、高い高いして~」
「よしよし、やってやろう!」

 要望どおり、松太郎は高い高いをした。
 余四郎は無邪気にきゃっきゃと嬉しそうな笑い声を上げる。

「そぉれ~」

 余四郎の喜ぶ顔が見たくて、ついつい、調子に乗ってしまった松太郎は何度も高い高いをする。

「どぉりゃあぁぁぁぁ」

 気合を入れすぎたせいか、手からすっぽりと余四郎の体が抜けてしまった。
 余四郎は本当に高い高いところへと飛んでいってしまった。

 松太郎、十五の春だった。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 余四郎が松太郎を嫌いになった原因その1かもしれません。(´▽`*)

コメントの投稿

 管理者にだけ表示を許可する

かわいがったつもりが念入りにいじめ抜いたんですね!
飛皇充 | URL | 2010/04/24/Sat 06:29 [編集]
飛皇充さん
全身全霊をかけて、かわいがってます! ><
かわいがっているけど、最終的に悲惨な結末となってしまうのが、
松太郎の運のなさですw。
フルーツペンチ侍(コスギ) | URL | 2010/04/24/Sat 11:57 [編集]
トラックバック
トラックバック URL

Copyright © ダラックス~年中冬眠中~. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。